2021/10/10 10:03


こんにちは。

残暑並みの暑い日がこのところ続いていますが、朝晩はやはり秋の気配を感じます。
さて、今日は「秋の果実」について書いていこうと思います。

以前から「薬膳」に興味があり、季節の食べ物が体にどのように影響するのかを調べています。
そこで、今日は「秋の果実」から「梨」を取り上げたいと思います。

梨は今の季節色々な種類が出回り、みずみずしさとシャリシャリとした食感が人気ですね。
今、すず庵では栃木県産の甘く、ほんのり酸味のある美味しい梨を使用しています。

秋は空気の乾燥が著しくなる季節。大気の乾燥で皮膚や髪の毛がかさついたり、口が乾いたり、
くしゃみや咳が出やすくなりませんか?
肺や呼吸器系が弱まる秋。東洋医学では大気の乾燥からなる「燥邪(そうじゃ)」という「体液を奪い取る」
特性で皮膚や髪の毛の乾燥、のどの渇きなど体内の水分不足によるいろいろな症状がでるといわれています。
「燥邪」によりダメージを受けた肺を潤す果実に「梨」が効果があるといわれています。
昔から咳が出た時は梨をすりおろし、その汁を飲むと良いといわれているように、梨はのどを潤してくれます。
梨のなかまの「花梨(かりん)」はのど飴にもよく使われていますね♪

梨を口にする機会が多い今、梨の効用を思い出しながら召上ると、なんだか体が喜んでくる感じがします!

すず庵では、梨を使ったしあわせの酢を作りました🍹
是非、お手軽に梨の栄養を摂れる果実酢で、体を潤しませんか!